この動画は関係法令等に基づき、許可を得て撮影しております。




《 理念 》



「禅の里をつくる」


1、文化としての宗教

 どのような世界にも共通することですが、宗教や思想、研究や技術、人類が積み重ね築き上げてきたあらゆる文化は、人から人へと伝えられて来ました。
 日本における文化とは、宗教を根底にすえて環境と一体となったものであり、北陸地域にはこの文化が色濃く反映され残されているといっても過言ではないでしょう。
 永平寺の開山道元禅師は、教えの伝承に環境が大きな役割を果たすことを大切にされて人から人へと教え伝える為に越前志比の地に永平寺を開かれたのであります。
 禅の教えは、茶湯や水墨画、禅画、作庭など日本文化に大きな影響を及ぼしてきました。そこにあるのは調和と融合です。勝ち負けや多寡、事の大小、比較に因る優劣、そして良し悪しを決める価値観を超えた世界であります。
 第二次大戦後、日本は欧米文化を範として、合理主義や損得に代表される相対的な価値観によって社会を構成し物質的な繁栄を為してきました。
 禅の教えは、この対極にあるといえます。
 産業革命以降の人類は、自然さえも制御できるかの勢いで効率と便利さを追求して来ました。しかし、今回人類が遭遇した新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、目にも見えぬウイルスに因って営々と築いてきた人間社会の脆弱さを露呈することとなりました。
 いまこそ人類に、調和と融合の道が求められているように思えてなりません。



2、環境をまもる、つくる~こころの観光地をめざして~

 「観光」とは中国の古代語である国の光を観る(易経)から発生したものであります。人類最古の観光の形態は聖地への巡礼の旅であったと考えられています。
 風光明媚な景観に感動することも、威容を誇る建築物や歴史を感じさせる文化財に心躍らせることも観光でありましょう。
 しかし、観光本来の意味に立ち戻り、驕り高ぶりを静め、自己を静かに見つめる機会を持つ事こそ、観光の本来性ではないでしょうか。
 株式会社「輝峰」は、観光の本来性を備えた場を福井に創造することを会社創立の理念に据えています。
 それが「禅の里」づくりです。有から無へ、無から有を、禅の心に触れる時、災害や疫病などの困難によって暗闇に陥ってしまった方々も、光を見出す事となるでしょう。
 越前志比の環境を守り、禅の心に触れようと国内外から福井県に来訪される方々に応えられる場を守り継承してゆかねばなりません。
 皆さまのご賛同とご支援を心よりお願い申し上げます。




《 事業概要 》



事業名称:第二期門前再生事業(永平寺町企業版ふるさと納税活用支援事業)


 永平寺門前では、観光客の増加に合わせて、昭和30年代より店舗や宿泊施設が整備されてきましたが、観光客のニーズの変化や団体客の減少による収入減で、建物の機能更新及びサービス向上や商品開発等の課題が山積していました。

 これらの課題を解決し、門前と永平寺が一体となった佇まいになるように「禅の里事業」と位置付け、門前再生事業の第一期事業として平成30年から令和元年にかけ、永平寺が所有する1600年代の古地図を参考に、福井県による永平寺川の石積み護岸改修、永平寺町による参道の石畳化・電線地中化・観光案内所とバス停の整備、大本山永平寺は宿泊施設「親禅の宿柏樹關」(藤田観光経営)を整備しました。

 今回はアフターコロナの対策や、令和6年3月16日の北陸新幹線福井敦賀延伸開業による東日本からの観光客の増加、インバウンドの回復による外国人観光客の増加を見据え、第二期事業として永平寺町企業版ふるさと納税制度を活用したうえで、「親禅の宿柏樹關」対岸に商業施設「Hikari Terrace 輝坊」を整備しました。
 施設にはテナントとして株式会社能作(所在地:富山県高岡市オフィスパーク8-1、代表取締役社長:能作千春)と株式会社晴雪(所在地:群馬県利根郡みなかみ町寺間479-139、代表取締役:吉野敦之)が出店、専門店やカフェ・セレクトショップを営業します。







【「Hikari Terrace 輝坊」施設概要】
建物名称 : Hikari Terrace 輝坊(ヒカリテラスきぼう)
所在地  : 福井県吉田郡永平寺町志比24-27
営業時間 : 9:00~16:30(カフェは10:00~16:00)
       ※年中無休
       ※営業時間は変更になることがありますので、各店舗のホームページをご確認ください




ごはんカフェDDC永平寺



珈琲豆の卸問屋が開いた珈琲店として2020年に誕生したDDCでは、世界中から厳選輸入した生豆を成田山水上寺(群馬県利根郡みなかみ町)内にある自社焙煎所にて丹精込めて少量ずつ焙煎し、鮮度を保つために少量ずつ店舗に運んで珈琲を提供しております。

永平寺店では、珈琲だけでなく「ごはんカフェ」という新しい形態にチャレンジします。

(DDC:Drip&Drops Coffeeの略)







URL:https://www.instagram.com/ddc.eiheiji

能作 永平寺店



1916年(大正5年)創業。富山県の伝統工芸を今に受け継ぐ鋳物メーカー。

錫100%の曲がる「KAGO」シリーズや酒器、真鍮の花器や風鈴など、毎日の暮らしに豊かさを添える鋳物を幅広く取り揃えております。能作の製品は全て、職人から職人へと受け継がれてきた高度な技術と丁寧な手作業により製作されております。

(取扱い品目:錫食器、真鍮製インテリア)







URL:https://www.nousaku.co.jp/


文化庁文化芸術振興補助金事業(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業)
認定計画名称:大本山永平寺拠点計画
事業名称:禅の里文化観光拠点施設機能強化事業


  • 禅の里文化観光ストーリー造成事業
    禅の里を訪れる観光客が「禅文化」に興味を抱くよう、分かりやすいストーリーを創る。
  • 禅の里コンシェルジェ育成事業 
    「禅文化」について禅の里全体で正しく・分かりやすく伝えられる様、教育プロクラムを開発する。
  • 映像コンテンツ制作及び配信事業
    観光客に「禅文化」を分かりやすく伝えられるような映像コンテンツを制作、配信する。
  • 宿泊施設への映像コンテンツ提供事業
    朝課・参禅・写経と合わせて、宿泊施設で映像コンテンツが視聴できるようなシステムを構築する。
  • 映像コンテンツの多言語化事業
    インバウンド対応のため、映像コンテンツを英語、中国語、韓国語に多言語化する。
  • ICT を活用した永平寺山内の周遊促進事業
    国内外の観光客が永平寺境内の見どころをスマートフォンで閲覧できる動画コンテンツを制作する。
  • 案内サイン設置事業
    永平寺町が平成30年に整備した石畳の永平寺参道に誘導するための案内サインを設置する。
  • Wi-Fi等の通信環境の整備事業
    映像コンテンツを読み取るためのQRコードを設置する境内14箇所にWi-Fi環境を整備する。






お知らせ



・「1Hikari Terrace 輝坊」開業ニュースリリース(2024年9月12日配信)
PDF形式:https://kibou2128.com/news1.pdf
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000148656.html





《 企業版ふるさと納税について 》



<第二期門前再生事業>
◆◆たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました◆◆


★ご賛同いただき、ご寄附をいただいた企業
https://www.town.eiheiji.lg.jp/200/300/314/p010605.html

★皆様、伝統と自然豊かな永平寺町へ、是非お越しください !
https://www.eiheiji.jp/




1670年頃の伽藍図(最古)









《 会社概要 》




社 名 株式会社 輝峰(きぼう)
本 社 〒910-1225
福井県吉田郡永平寺町京善 7-12
事務所 〒910-1294
福井県吉田郡永平寺町志比 5-15
電 話 0776-63-3456
FAX 0776-63-3182
メール contact@kibou2128.com

《 入札情報 》



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